ガーデニングの万能薬「木酢液」入浴剤にも使えて、乾燥肌やアトピー、水虫、水いぼ対策にも

木酢液ってご存じですか?

私はガーデニングを始めてから木酢液というものを初めて知りました。
木酢液は肥料とも防虫剤にもなり、しかも地球にやさしい!ガーデニングの「万能薬」ですので紹介していきたいと思います。

<目次>

  • 木酢液とは
  • 木酢液の効果
  • 木酢液の使い方、使用量
  • 実際に使用してみた個人的な感想

《木酢液とは》
炭焼き小屋の副産物で、木炭を作る際に出る水蒸気を集めたものです、有機酸等の成分が含まれています。
強酸性の液体なので、使用する際は用途別に薄めて使用します。

いい木酢液は、褐色で澄んでおり、澱等がありません。

匂いは原液ですと、物が燃えた後の強い匂いです。
水で薄めても燻製したような香ばしい感じになります。
希釈濃度によっては、かなり強く匂います。
入浴剤としても使えるのですが、匂いは個人の好みになると思いますので、最初は少量から試してみるのがおすすめです。

《木酢液の効果》
〇土中の微生物の活動の活発化
 土中の微生物が活性化することにより、植物の成長に適したいい土を作ります。
 堆肥づくり(コンポスト)の際、生ごみの分解を早く処理します。
〇病害虫対策
 殺菌・殺虫効果が高いので植物の葉面や鉢、土に散布することで、病害虫対策となります。
〇消臭効果
 生ごみや、犬・猫・野生動物の糞尿の臭い消しに使います。
〇動物よけ
 焦げた匂い・燻製香が嫌いな動物が寄ってこなくなります。


〇入浴剤として使う場合の効果
 殺菌効果が強いので、皮膚のトラブルの改善に。
(子供のアトピーや老人性の乾皮症の改善等、「木酢液入浴剤」の口コミには多岐に渡り皮膚のトラブル改善について載っていましたので、入浴剤として購入する際はいい口コミが載っているのをおすすめします)

《木酢液の使い方・使用量(希釈濃度)》
 原液のままでは、成分が濃すぎるので、使用用途により薄めて使用します。
 製品にもよりますが、だいたいどの製品もこのような濃度で大丈夫です。
 どの製品にも、希釈濃度が書いてあるので、参考にして下さいね。
 計算の仕方は、例えば、木酢液10㎖に対して、希釈濃度100倍とすると、
 「10㎖×100倍=1000㎖(1ℓ)」
 となります。
 木酢液10㎖を水と足して1000㎖にします。
 おおよその目安なので、きっちり図らなくても、だいたいで大丈夫ですよ。(常軌を逸しない程度に)
 私の夫は目分量が超苦手(笑)
 100倍希釈なのに、計ってみたら20倍希釈くらいになっていて、逆効果になりそうなので、そうゆう人は計って下さい(笑)
 どんなにいい成分でも、適量が一番♪

だいたいこんな感じで希釈濃度が書いてあります。
これはお庭用で、近くのホームセンターで購入したもの。

〇作物を植える前の土づくりとしての土壌散布は、50~100倍程度水で薄めたものを植え付けの約一週間前に。
〇葉面散布(病害虫対策)は800~1000倍のものを葉や茎に月2~3回。
〇肥料としての土壌散布は500~1000倍のものを茎周りに、月3~4回。
〇堆肥作り(コンポスト)は100~200倍で月3回程度。
〇動物・虫避けは2~5倍で月3回程度。
〇動物の糞尿の脱臭は2~10倍で月3回程度。
〇木酢入浴剤として使用する場合は、10倍程度。(慣れるまでは20倍くらいがいいかも)
 一般家庭の浴槽の湯量はだいたい200ℓ~250ℓ。それに対して、木酢液20㎖になります。

私が入浴に使用したのはこれです。

入浴用に使えるもので、もう少しお手頃なのも♪

日本漢方研究所って、銀座まるかんの製品ですね。
あの有名な、日本納税ランキング上位に度々登場される、斎藤一人さんの会社です。
私、あの人の声が好きでよくYouTube聞くんですよね。
どこかの記事で紹介出来たらいいなと思っています。

《実際に使用してみた個人的な感想》
 お庭に撒いて2,3日は香ばしい匂いが漂います。
 作物の病気予防に葉面にも吹き掛けましたが、今のところ、毎年うどんこ病に悩まされるイチゴやきゅうり、トマトは無事ですので、効果があったのかと思います。
 また、木酢液を撒いたことで、ダンゴムシやアリ、ナメクジを見ることが極端に少なくなりました。
我が家のお庭には、毎年トカゲ?(ヤモリって言うのかな?お庭の水栓に住み着いてるからイモリ?)が居るのですが、その子には害は無い様子。
 今年も元気いっぱい動き回っています。
 水栓の近くには撒いてないからかもしれませんが。
 
 それと、お庭が猫ちゃんの通り道になっていた時期がありました。
 あまり気にしていなかったのですが、一度だけ糞をされてしまって…
 それがきっかけで、その猫ちゃんが通るたびにおトイレをして行くようになってしまって。
 猫ちゃんのあれって結構アンモニア臭のきつい臭いですよね。
 木酢液を使うようになって、猫ちゃんがお庭を横切ることも、粗相をされることもなくなりました。
 そんな出来事がきっかけで、木酢液に辿り着いた訳です。

 あとは、入浴の際の個人的な感想としては、燻製香がちょっと気になりました。
 体を拭くとその匂いは消えますけどね。
 お肌はツルツルになり、ピーリング効果を実感出来ました♡
 入浴後の身体のポカポカした感じが長く続いたので、保温効果も大アリでした。

 どこをとってもいい効果を発揮してくれましたが、正直匂いだけが気になります。 
 私は、祖父母の家が農家だったこともあり、畑の匂い系は割と大丈夫なので、そこまで気になりません。
 畑の肥料やオルトラン等の匂いで、懐かしさを感じるタイプ(笑)
 オルトランって、防虫効果の高いアセフェート系の農薬です。
 いつかこのブログでも紹介しようと思っています、メリットデメリットあるので。
 私の息子のタロは、木酢液の原液が指先にちょこっと付いてしまっただけで、悶絶してました。
 石鹸で洗っても中々取れない匂いに半泣き…
 時間がたつと、自分の手が、大好きなベーコンとウィンナーの匂いがすると、ケロっとしていましたが(笑)

 先に書いたように、木酢液は炭を作る際の副産物で、農薬とは全く違う物になります。
 地球にも優しいので、農薬を使うことに抵抗がある方は是非木酢液を使ってみて下さいね。
 そして、もし入浴剤として使用した後のお湯は、是非お庭に撒いたりして再利用しましょう♪

 

 私のブログを読んでいただき、ありがとうございました。
 この記事が誰かのお役に立てることを祈って。
 LOVE♡